<プロフィール>
2001年 北都保健福祉専門学校 作業療法学科卒業
卒業後は札幌の愛全病院にて回復期リハビリテーションに従事、結婚を機に旭川に戻り、老健で約7年経験後、
2014年にくにもと病院に入職、2017年リハビリテーション課主任に就任。
新しい病院づくり、それぞれの良さを出し切れる職場、雰囲気を作りたい
作業療法士
新しい病院づくり、
それぞれの良さを出し切れる
職場、雰囲気を作りたい
作業療法士 主任
作業療法士 主任
<プロフィール>
2001年 北都保健福祉専門学校 作業療法学科卒業
卒業後は札幌の愛全病院にて回復期リハビリテーションに従事、結婚を機に旭川に戻り、老健で約7年経験後、
2014年にくにもと病院に入職、2017年リハビリテーション課主任に就任。
子供の見送りや学校行事に参加できる環境
作業療法士を目指したきっかけは、母が検査技師で病院に勤務していて、それがきっかけで作業療法に関心を持ちました。もともと手作業が好きだったのですが、作業療法では手作業を通じたリハビリも多く、好きなことを仕事にできていると感じています。
当院に入職したきっかけは、ちょうどその頃、他のデイケアで勤務していましたが、勤務が8時開始で通勤も遠く、子供の送り迎えに間に合わなかったんです。下の子がまだ3歳、上の子が小学校でしたが、私の方が子供より先に出ることになり、子供の見送りができない状態でした。そんな時、前職の同僚が先に当院に勤めていて、その紹介で当院に入職しました。当院は勤務が8:30から16:30のため、子供の送り出しも、夕方の時間も余裕ができました。有給を使いながら学校行事にも参加できており、仕事も家族の時間も大事にしながら続けることができています。
患者さんのためにできることは何でも取り組める風土
入職したときは、リハビリの規模を拡大・充実させる段階でした。元々1人の部門から5人に拡大する時期で、 リハ室の環境づくり、プログラムの組み立て、施設基準への対応、病棟の日課の中でどうリハビリを組み込んでいくかなど、みんなで協力してリハビリテーション科を作ってきました。病院の皆からは「リハ科は仲が良いよね」とよく言われるくらい、コミュニケーションはすごく良い職場です。
現在、リハビリ科はOT2名・PT3名のため、患者さん1人をセラピスト1人が担当しています。このため、PT、OTの資格にとらわれず、患者様の必要に応じてPTもOT的な手法を、OTでもPT的な手法を取っています。他院でも相互にコンサルテーションをしながらPT、OT両方が介入することはありますが、実際に自分で実践できる機会はあまり無いと思います。自分自身の専門に立脚しながら、相互の視点、知識、技術を身につけ、実践できる機会は貴重だと考えています。
当院では初めてリハビリをされる患者さんも多いため、スタッフは皆、患者様の状態やゴールを考え、話し合い、患者さんのためにできることは何でも取り組もうという風土です。
フィルターを掛けずに話を聞き、思いを理解したい
リハビリをする上で大事にしていることは、患者さんがやってよかったと思えるリハビリをしたいと思っています。リハビリは「大変なこと」をやらなければいけない、「痛い、身体がつらい」など、負の印象を抱いている患者さんもいます。ですから、不安を解消できるよう、説明をし患者さんの思いを聞いてリハビリに入るようにしています。
関係性ができると、担当者が1対1で関わる時間が長いため、リハビリの時間は患者さんが日々思っていることを吐き出しやすい場になることが多々あります。患者さんにとってリハビリが身も心も少し軽くなる場であれば良いなと思っています。
仕事上、コミュニケーションがとても大切なので、患者さんに対してもスタッフに対しても、フィルターを掛けずに話を聞き、思いを理解したいと思っています。メンバーにも、新しいことに取り組むときには、型にはめずに、枠にとらわれないで考えて欲しいと声をかけ、背中を押しています。決め事で縛ったり、負の面から見るのではなく、良い面から見ていこうと。
いま上の子が高校生ですが「お母さん、楽しそうに働いてるよね」と言われます。
新しい環境・新しいスタッフとの出会いをポジティブな力に変えたい
これから新しい病院づくりが始まり、回復期、在宅復帰に向け、私たちリハビリテーション課の関わりが重要になってきます。新しいことを始める際は、必ず越えなければならない壁が大なり小なりあると思いますが、新しい環境・新しいスタッフとの出会いをポジティブな力に変えて、患者さんに信頼される病院・リハビリテーション課を作っていきたいと思っています。
そのため、新病院に向けて、メンバーが目標を持って取り組んでいます。
一つは、規模が大きくなってもPT・OTの垣根がない良さ、どの職種が担当についても、患者さんのためにできることを考え、リハビリを提供したいと思います。そしてもう一つは、いま以上に現場に関わり、患者様を支援するリハビリ課にしたいと思います。現在は外科的手術や医療処置がメインの患者さんが半分を占めていますが、新病院では地域包括ケア病棟の割合が増え、回復期、在宅復帰を支える機能が重要となってきます。
新卒の方も、既卒で経験ある方も、セラピストの一人一人の良さを大事にし、のびのびと働ける職場です。
ぜひ私たちと一緒に、新しい病院を作っていきましょう。お待ちしています!